車同士が出会い頭で衝突したそうで、Rバンパーや他にもキズ・凹みがあるということです。
本当は、Rドア・タイヤの淵のアーチ部分も交換した方がいいのですが、あえて鈑金することに!
まず、ドアを鈑金して元の寸法どうりにもどします。
ドアの裏側まで潰れておりましたので、本来ならばドア交換なのですが、今回鈑金修正です。
ドアの修正を終わらせたら、後タイヤの淵の細い所(Rフェンダーorクォーターパネル)を鈑金します。
ここのパネルがあまりにもグチャグチャになっております。
通常、モリオートでは、スタッドで引き作業ですが、こんなに潰れていたら切開鈑金しないと仕上がらないです。
グチャッグチャパネルの裏側を切り開きました。
パネルを切り開けば、いろんな形の当て金を使えますし、ハンマリングもやりやすいため、整形しやすいのです。
切り取っていた裏側のパネルを貼り直します。
溶接してしっかりとフタをしてしまいます。(糊でつけば大変いいのですが…)
バックドアもキズ凹みがありました。
マツダ・プレマシーのバックドアは、プラスチック製ですので、交換と言われますが、修理は可能です。
Rバンパーやサイドステップにもキズ凹みがありましたので修正します。(マッドガードスポイラーもです。)
ブースのなかでボディーとバンパー類を分けて本塗りです。
下地の処理も良くできたため、十分な艶と塗り肌でまとまりました。
組み上げ・洗車・機能性の作動チェックして完了、納車準備OKです。
お預かり期間は2週間ほどかかりました。
自動車修理のご依頼、ありがとうございました。